暑さも徐々に和らぎ、いよいよ食欲の秋が到来しようとしています。魚、野菜、果物など、様々な食材が旬を迎える季節ですが、忘れてはいけないのが日本人の主食＝「お米」です。
そろそろ新米が市場に出回り始めますが、地域によって新米が摂れる時期が違うことはご存知でしょうか。沖縄・九州地方は七〜八月にかけて、関西・関東地方は九月上旬、そして、「米どころ」として名高い北陸や東北、北海道といった地域は九〜十月頃がピークになっています。
今年もお米のおいしいシーズンがやってきました。日本人の主食だからこそ、こだわりを持って選びたいですね。
日本人の主食として、切っても切れない存在であるお米。その歴史は古く、日本でお米が作られるようになったのは縄文時代の頃からと言われています。中国大陸から伝わってきた稲作技術は、邪馬台国があったとされる弥生時代には、日本各地に広がっていたそうです。
また、お米は大切な儀式や祭礼に使われていて、神聖なものとして扱われていました。稲の実であるお米が「コメ」と呼ばれるようになったのは、何か特別な力が“込め（こめ）”られているという意味が転じて「米」になったという説もあります。古代からお米と日本人は深い関係にあったのです。
お米を使った人気料理は多数ありますが、新米や高品質なブランド米は、ただ炊くだけでもう充分に美味しいですよね。また、JM Ocean Avenueでは、絶品の「ご飯のお供」も多数取り扱っています。ぜひご一緒にお試しください。
日本の食卓に欠かせないゆえに、どこか当たり前になってしまっている感覚もありますが、お米はかなり奥深いものです。品質によって味や食感などが異なりますし、お米の研ぎ方や水の量を少し変えるだけで、まったく違ったものとして楽しめます。
実りの秋。旬の食材を存分に楽しむためにも、まずは自分の好みにあうお米から探してみるのはいかがでしょうか。