今年も桜の季節がやってきた お花見特集 日本各地の桜の名所・お花見スポット10選も!

まだまだ寒い日が続きますが、季節はまもなく春。
お花見シーズンがやってきます。

お花見で距離を縮めよう

「春といえば?」と聞かれると、すぐさま「桜!」とか「お花見!」と答えてしまうぐらい、日本人にとってお花見は馴染みの深いものですよね。

奈良時代から始まったとされるお花見ですが、近年は桜を見るために海外から観光客が訪れたり、その風習がアジアや欧米各国に伝わったりと、日本独自の文化として世界でも有名になってきています。

屋外であることや美しい景色もあいまって、少し開放的な気分になれるのがお花見のいいところ。

室内で食事をするのとは一味違うのもあり、いろんな人達との距離を縮めやすいのもお花見のメリットのひとつですよね。春という季節柄、歓迎会でお花見をすることも多いのではないでしょうか。

出会いの季節にふさわしい集まりとして、お花見を使わないのはもったいないですよ!

全国お花見スポット10選

日本各地の桜の名所・お花見スポットをご紹介!!

北海道・五稜郭公園
星形の城郭跡に約1600本のヤエザクラやソメイヨシノが咲きわたります。桜がライトアップされる「花見電飾」が行われている期間は、一部エリアが火気の使用OKになるので、お花見ジンギスカンも可能!GW中にお花見できるのも嬉しいです。
〈例年の見頃〉4月下旬~5月上旬

青森・弘前公園
重要文化財に指定されている弘前城跡の櫓や城門と共に、52種・約2600本の桜を堪能できる弘前公園。樹齢100年を越すソメイヨシノが400本以上あることから、多くの専門家が管理技術が日本一と推す名所です。現存する日本最古のソメイヨシノも!
〈例年の見頃〉4月下旬~5月上旬
福島・三春滝桜
山梨の山高神代桜、岐阜の根尾谷薄墨桜と並ぶ「日本三大桜」のひとつとして有名な福島の三春滝桜。樹高13.5m、枝張りは東西に25m、南北に20m、そして樹齢1000年を超えるベニシダレザクラは、国の天然記念物にも指定されています。
〈例年の見頃〉4月中旬
埼玉・幸手権現堂桜堤
権現堂桜堤は、桜はもちろんのこと、堤の隣に作付けされている菜の花も有名。淡いピンク色の桜の花と、鮮やかな黄色の菜の花が咲き誇り、美しいコントラストを描きます。長さ1km、約1000本のソメイヨシノによる桜のトンネルも美麗です。
〈例年の見頃〉3月下旬~4月上旬
東京・上野恩賜公園
都内屈指のお花見スポット。お花見という文化が庶民の間に広まったのは江戸時代とされていますが、その当時から花見の名所として名高かったのが上野の山桜。また、上野恩賜公園は、明治時代に日本で初めて「公園」に指定された歴史深い場所です。
〈例年の見頃〉3月下旬~4月上旬
長野・高遠城址公園
日本100名城のひとつに認定されている高遠城。その周りには「天下第一の桜」と称される、約1500本のタカトオコヒガンザクラが花を咲かせます。この桜は、咲いた後も白くならず、ピンク色を保つことが特徴的。紅葉スポットとしても有名な場所です。
〈例年の見頃〉4月上旬~4月中旬
奈良・吉野山
山全体が世界遺産に登録されている吉野山。約3万本の桜が咲く景色は、日本古来から「一目千本」や「千本桜」と形容されてきました。下千本、中千本、上千本、奥千本とエリアが分かれていて、山下から山上に開花してゆくため、見頃も長いです。
〈例年の見頃〉4月上旬~4月下旬
京都・淀川河川公園背割堤地区
多くの神社・仏閣と共に桜も楽しめる京の街ですが、お花見をするとなると淀川河川公園の背割堤地区がおすすめ。堤防沿いに植えられた全長約1.4kmの桜のトンネルや、それを見渡せる展望台があり、場所によっては火気使用OKなのも嬉しいです。
〈例年の見頃〉4月上旬
香川・紫雲出山
浦島太郎が開けた玉手箱から出た煙が、紫色の雲になってたなびいたことからその名がついた香川の紫雲出山。標高352mの山頂にある展望台からは「多島美」と称される瀬戸内海と、約1000本のソメイヨシノが織りなす絶景を楽しむことができます。
〈例年の見頃〉3月下旬~4月中旬
福岡・舞鶴公園
黒田官兵衛・長政父子が築城した福岡城の城址を中心とした舞鶴公園は、福岡市内有数のお花見スポット。園内には約1000本の桜の木が植えられていますが、西広場やお堀沿いはソメイヨシノ、二の丸はシダレザクラなど、エリアごとに品種が異なります。
〈例年の見頃〉3月下旬~4月上旬

これだけは忘れるべからず!お花見の必需品

お花見も場所によっては火気の使用が認められているところもあるので、そんなときはバーベキューをするのがオススメ。春とはいえまだ肌寒い時期でもあるので、美味しいお肉を頬張りながら暖も取れてしまうという一石二鳥の活躍をしてくれます。

お花見は、美しい桜と楽しい会話についついお酒も進みがち。飲み過ぎには気をつけたいですが、お酒は切らしたくないところ。少し多めに用意しておいたほうがいいかもしれませんね。飲めない人のためにソフトドリンクも忘れずに常備してください。

お花見にお酒もいいですが、甘いものも捨てがたい。ここは風流に和菓子を持っていきたいところですね。おまんじゅうやお団子など、和菓子は基本的に切って取り分ける必要のないものが多いので、外でも食べやすいところもおすすめです。

お花見を始めとした行楽に便利なアイテムを多数取り揃えています。必需品はもちろん、持っていて助かったと思えるグッズなど、様々なラインナップであなたの行楽をサポートさせていだきます。ぜひともご利用ください。

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ただ盛り上がるだけではもったいない?

「ちょっと不便」を活用しよう

いつもより少し開放的な気分になれるのがお花見のいいところですが、野外なだけあって不便なところもありますよね。

居酒屋と違って、食べ物や飲み物がなくなったら自分達で買い出しに行かなければいけないし、片付けてくれる店員さんもいません。そして春とはいえ、まだまだ肌寒いのもあって、夜の花見はかなり凍えます。

なんだか少し気後れしてしまいそうですが、こんな不便なレジャー、他にもありますよね? そう、キャンプです。キャンプといえば、多少不便なところはあるけれど、自然の中でゆっくり過ごすのが醍醐味。そしてもうひとつ、キャンプといったアウトドア系が得意……というか、少し不便な場所でもテキパキ動ける人や気の利く人は、ものすごく好印象を持たれます。

キャンプになるとハードルは高いけど、お花見ぐらいであればなんとかなりそうなところも多そうです。

もしちょっとしたトラブルや手間のかかることがあったら率先して動きましょう。みんなが気持ちよく過ごせる空間を作ることができれば、きっとあなたの普段の評価もあがるはず。

その相手が上司なのか、気になるあの人なのかはわかりませんが、見ている人は見ていますから。春の気温と同じく、あなたの好感度もぐんぐんあげていきましょう!